中国紅茶を楽しむ

koumeはCha Teaの「中国紅茶を楽しむ会」に参加しました

今回は中国紅茶をテーマにした教室でした。今まで中国紅茶というと、キームンくらいしか飲んだことがありませんでした。噂では、強烈なお茶が多いとか、好き嫌いが分かれるとか聞いていたので、参加しようか当初は迷っていたのですが、滅多に手に入らないような茶葉を使うため、今後開催するのは難しいということで、思い切って参加することにしたのです。
テーブルセッティングも中国っぽくなっていて、テイスティングでは茶杯を使用します。また、やかんもいつもと違う雰囲気です。窓側の絵も今日はチェンジしてありました。
最初は中国のお茶の始まりについてお勉強。紀元前2737年っていつ? さすが中国4000年の歴史ですが、最初にお茶を飲んだという神農皇帝は残念ながら神話的なお話だとか。それから、実際にお茶の記述が残っている書物のお話について聞きました。 中国からヨーロッパへどうやってお茶が伝わったのか、そしてイギリスでお茶の消費が増えたので、中国からお茶を輸入するために起こったというアヘン戦争のこと。学校の歴史で習って入試のために覚えていて、おぼろげに記憶に残っていたことを興味深く聞くことが出来ました。それにしてもイギリスは中国に麻薬中毒を広めたうえに取り締まりに逆切れして戦争しちゃうなんてすごすぎる(^^; ある意味そこまでのことをさせてしまった紅茶って偉大!って思いました。
そしてお楽しみの中国紅茶のテイスティング。なんと8種類! 初めて飲む紅茶や、なかなか手に入らないような貴重な茶葉もあって、興味津々。 まずは茶葉の様子と香をチェック。それからテイスティングカップにお湯を注いで水色や香と味を試しました。(テイスティングカップ写真左から)
【祁門紅茶】いわゆるキームンのことです。高級の茶葉だったという理由もありますが、ラプサンスーチョンの香りが強烈すぎて、いつもほど香りに個性を感じなかった気がします。
【ラプサンスーチョン】松でいぶした香りをさらに強くつけたとのことで、私が思ったのは「お正月の神社の焚き火の香り(笑)」。よく正露丸の香りとも言われるそうですね。本当に強烈です。 【桐木正山小種】ラプサンスーチョンの元祖だと言われる幻のラプサンスーチョンだそうです。これくらいのマイルドな香りなら大丈夫な感じ。普通では手に入らない貴重な茶葉だそうです。
【英徳紅茶】よく知っているような普通の紅茶の味という印象を受けました。その理由は中国種ではなくアッサム種に近い木で、イギリスが中国で作らせたから、なのかな?
【九曲紅梅】茶葉は長くて、くねくねしています。花のような華やかな香りがして、ほのかな甘みが感じられました。この日テイスティングした中では一番気に入りました。
【雲南紅茶】こちらもアッサム種とのことで、英徳紅茶に系統が似ていますが、少し渋みが感じられました。お持ち帰りお土産でこの茶葉のCTCのものをいただきました。
【ローズコングー】茶葉にバラ(浜梨)の花が混ざっていて、かわいらしいです。ほのかにローズの香りがして、ちょっとだけ酸味が感じられました。
【ライチ紅茶】ライチの果汁を含ませて作るというだけあって、最初に飲んだ瞬間に「甘い!」と感じました。フレーバードティーと違って自然な味なので、これはこれで面白いと思いました。
この8種類の中から自分が一番気に入った紅茶を選んで、実際にいれてお茶タイムです。今回は中国紅茶に合わせて中国茶器でいただきました。お湯を注ぐと龍の色が変わる蓋椀もあって面白い〜。お茶菓子は、個性的な中国茶に合わせて、こってりとしたものにしたそうです。バナナクリーム?という感じの碧さんの手づくりデザートです(^-^) 今回の紅茶にピッタリで、美味しかったです〜。 最後にお土産に二種類の中国紅茶の茶葉をいただいて終わりです。イマイチピンとこない気がしていた中国紅茶ですが、実際に飲んでみなければ本当の味は分からないので、良い体験が出来たと思います。思ったよりも飲み易いお茶があることも分かりましたし、また楽しみが広がったように思います。

 


お茶を楽しむへ

Sweet Cafeへ

ティーメニューへ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送